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2012年02月07日

民俗芸能「京太郎」より~鳥刺し舞(トゥイサシメー)~

はいさい! MIIKAJI事務局です。

今日のMIIKAJIチャンネルは、京太郎から鳥刺し舞(トゥイサシメー)をお届け!

今日のアップで、ひとまず京太郎の動画は以上になります。




さて、このトゥイサシメー(鳥刺し舞)ですが、演目名が表すとおり、猟師が鳥を捕まえる仕草や、鳥が羽ばたく様子を滑稽に表現した踊りです。

また、「鳥刺し」とは実際に鳥を突き刺すのではなく、長い竿の先に鳥もちを付けて、これで鳥を捕まえる方法とのこと。
なので「鳥刺し舞」というそうであります。

この鳥刺し舞ですが、実は日本各地にも同系統の踊りがあるようです。

九州地方では、鹿児島県種子島や長崎県雲仙市国見町神代にも歌詞や節回しは若干違えども同系統の芸能があるようです。

今後、調べていきたいと思っています。


さて、沖縄の鳥刺し舞ですが、前回アップした扇之舞・升斗舞に対して余興的な要素が強いようです。

かつての琉球王国時代、京太郎(ニンブチャーの性格も持ち合わせていました)は「ムヌクーヤー(物乞い)」といわれ庶民から忌み嫌われていました。琉球王国解体後、身分制度の撤廃によって京太郎の人々は身分制度の呪縛から解き放たれましたが、当時はまだまだその名残が強く、京太郎に関する資料が少ないのが現状です。
ただ、「ムヌクーヤー」として忌み嫌われていたにもかかわらず、正月になると、士族階級や王家の家々で万歳芸を披露しています。 また、組踊にも京太郎芸が使われるなど沖縄の芸能にも影響を与えたのは事実です。

このような素晴らしい文化遺産を、微力ではありますがMIIKAJIでも取上げ、保存継承の一助になればと思っています。

頑張ります。



追伸
これまで動画で紹介してきた扇之舞・升斗舞・鳥刺し舞の歌詞ですが、当時は沖縄市泡瀬、宜野座村宜野座に伝承されている歌詞を参考にしていますが、現在(2012年2月7日付け)は大正時代に記録された資料に掲載されているものに基づき唄っています。

衣装についても今後考察をかさねて、文献資料にある衣装の想定復元に努めていきたいとおもっています。


ひとまず京太郎の紹介はこれにて終了いたします。


※エイサーの道化役であるチョンダラーと区別する為、漢字表記の京太郎としています。



Posted by 創作芸能集団 MIIKAJI at 11:28│Comments(0)TrackBack(0)MIIKAJIチャンネル

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